使用不可です。He影響によりSDセンサの内部のヒータ制御ができなくなります。
可能です。He用流量計への改造をお勧めします。
酸素計からのOUTガスを戻して使用する場合は、内部配管SUS仕様へ改造することで、洩れ対策となります。
還元性ガスは可燃性ガスの一種ですので、測定値誤差が発生します。またバックグランドガスとして常時ガスを流入していますと部品劣化の原因となります。
水蒸気を含むガスの測定は可能ですが、センサユニットには高温部があり、センサ稼働状態で水滴が付着するとヒートショックでセンサ破損の懸念があります。
過熱水蒸気などで使用実績はありますが、使用には酸素計が稼働状態で結露しないような仕組みが必要です。
測定にはドレンポットや電子クーラーなどの除湿器が必要です。
除湿器を用いない場合、測定ガス中の水分が酸素濃度計内部で結露し、700℃のセンシング部へ混入するとヒートショックによりO2センサーが破損してしまいます。
試料ガス中に腐食性ガス(SO2、H2S、HCl、Cl2、HF、Fなど)や被毒性物質(Si、Pb、P、Zn、Sn、As、Teなど)が含まれますとセンサや内部の部品が劣化することがあります。
特にシール材、パッキンなどにシリコン材料を使用される場合は、加熱されることで大量のSi成分が測定ガスに含まれ、センサが短期間に劣化する恐れがあります。
このような成分が含まれる場合、必ず適切なフィルタ(綿フィルタ、活性炭フィルタ、水フィルタなど)で取り除いた後のガスを測定するようにしてください。また上記以外の腐蝕性ガス、ドレイン、ダスト、ミストについてもできるだけ除去した後のガスを測定してください。
炉および機器の新設や立上げ時、シール材の再塗布などの場合は、十分な空焼きまたは乾燥を実施した後に清浄な空気または不活性ガスで炉内を洗浄してから酸素濃度計の配管を接続してください。
可燃性ガス(CO、H2など)油分蒸気、水分は取り除いてください。
センサユニット内部は約700℃と高温になっているため可燃性ガスや油分蒸気が燃焼して測定ガス中の酸素を消費するため、本来の値よりも指示が低く出ます。誤差が無視できない場合は活性炭など適切なフィルタで可燃性ガス・油分蒸気などを取り除いた後のガスを測定するようにしてください。また、測定ガス中の酸素濃度が低い場合、配管内面に油分や有機物質などの成分が付着・残留すると長期間にわたって測定精度に影響を与える可能性があります。
配管内面にこれら成分が付着・残留した場合は十分洗浄してからの測定をお願いします。
センサへの試料供給方法により、耐熱温度が異なります。
- ポンプ吸引式:0~50℃(INLET部にて)
- 挿入式(SDセンサ部):0~100℃
INLET配管をSUSなどの金属配管で接続し、数m長くすることで温度が下がりますので、現場合わせで調整してください。
少量の可燃性ガス(CO、H2 以外)、モノマー系を吸着します。
フィルタが劣化(活性炭の吸着飽和状態など)すると、吸着した成分が離脱しセンサーへの流入が考えられます。
酸素計ガスラインへのダストや固形材混入によって、センサへの付着を防止します。
有機シリコンを吸着します。
フィルタ劣化(フィルタの吸着飽和など)が起こると、センサへ流入することで、指示値が上昇します。
パーティクルフィルタ:油分・フラックス・松ヤニを吸着する。
特殊フィルタ:腐食性ガス(SO2、H2S、HCl、Cl2、HF、Fなど)や被毒性物質(Si、Pb、P、Zn、Sn、As、Teなど)を吸着する。
製品購入時にご依頼お願いします。有償にて承っております。
SDセンサを単品購入しますと、各機種用の校正データ(センサタグに記載)と入力手順書が添付されています。
お客様にて、データ入力し交換可能です。
RS-232C通信出力をオプション付加することができます。
オプションでプリンタを準備していますが、シリアル通信プリンタであれば出力印字が可能です。
- 水分を注入しない様に注意してください。
- サンプリング注入口より針が止まるまで差込み1mL/sec程度の注入速度でサンプルを注入し、約10秒間で測定値を読み取ってください。
- 適正なサンプル量を注入してください。
酸素濃度 1%以上:5mL以上
酸素濃度 1%未満 :15mL以上
ポンプ自動吸引のため、サンプリング対象容器が柔らかいものを対象としています。
※負圧になるとポンプで吸引出来なくなります
オプションの提供はしておりません。
お客様でデータ収集ソフトウェア購入などをお願いします。
含有しないようにお願いします。腐食性ガスの影響により、指示値が大気濃度へ近づく傾向となります。
大気濃度指示値へ近づいていきます。
装置などで、シール材などにシリコン材を使用される場合は温度によっては大量に試料ガスと共にサンプリングされます。装置の立上げ時やシール剤塗布直後などの場合は、酸素濃度計の接続・サンプリングを一旦やめて十分装置内を空気または不活性ガスで炉内を洗浄した後に接続・サンプリングを開始ください。炉であれば、空焼きも効果があります。被毒性物質の影響により、応答性が遅くなり、指示値が大気濃度へ近づく傾向となります。
応答性が遅くなり、大気濃度指示値へ近づいていきます。
- センシング部へ、強い流速でガスが吹き付けると温度コントロールができなくなるため、流速:0.5m/sec以下で設置願います。
- センシング部に直接サンプルが当たらないような取り付け方が効果的です。設置場所が離れすぎると拡散したサンプルがセンシング部に触れないため、測定ができなくなります。
できません。
8ポイントまでの測定が可能です。
低濃度の測定を行う際に、戻り配管からの大気の洩れ込みの可能性がありますので、内部配管SUS仕様へ改造することで、回避が可能です。
LF-200のインジェクション測定は、参考機能となっています。
精度保証はされていませんので、参考値としてご使用ください。
フィルタ取付け窓付きふたの固定ビスを外し、手前に引き出すことで部品交換が容易に行えます。
取扱説明書にて交換方法が明記されていますので参照しながら、実施願います。